
先月ロード用ビンディングペダルを普通のシューズでも踏めるようにするアダプター「バイクダブス」をご紹介しましたが、遂にSPDペダル用も入荷しました。
いや、ちょっとまってよ。SPDペダルを普通のシューズでも踏めるようにするアダプターって、シマノが初めてSPDペダルを発売した頃からシマノ純正でありました。これです。
発売当初のものから何度かモデルチェンジをしておりますが、基本構造はそのままです。
使い方はSPDペダルにぐいっと押し込んではめるだけ。使用上問題は無いのですが、唯一の難点は外しにくい。硬いんです。
じゃあバイクダブスは何が違うのか? そうです、外しやすいのです。その肝となるのが、このレバー。

例として、シマノのSPDペダルPD-A600 SPDペダルでご紹介しますね。
こちら片面SPDペダルですが、ロードバイクに取り付けてもぼてっとしないように、薄いつくりになっています。

裏側は踏めません。

つけ方は簡単。バイクダブスをペダルの上からあわせて、緑色のレバーを倒すだけ。

裏側はこんな感じ。

外すのは、緑色のレバーを起こすだけ。少し硬いですが、なんとか指で外れる程度でした。ただし、クリートの固定力調整ボルトを硬くしている場合は硬くて指では外れないかもしれません。

そんな時はマイナスドライバーを利用して、てこの要領で緑色のレバーを起こしてください。

自転車につけた状態では、バイクバブス側が重みで下になります。脚でくるっとひっくり返してから踏むようにしてください。
つづいて、両面PSDペダル(シマノ PD-M530 SPDペダル)につけるとどうなるか。片面SPDペダルにはや代わり。ちょっと近所までクロックスで、なんてときに便利になります。

緑色のレバーぱっこと倒せば、あっという間に取り付けできます。

横から見ると、こんな感じ。片面がバイクダブスで普通の靴でも踏めるようになりました。

ただやっぱりバックダブス側が重みで下を向きます。普通の靴で走る場合は、ペダルを脚でくいっとひっくり返して、お使いください。
ちなみに、シマノ以外の2穴のビンディングペダルには使用できません。

ただし、唯一グランジのイントロペダルは、シマノのクリートと互換性があるとうたっているため、取り付けが可能となります。
SPDペダルを手軽にノーマルシューズで使えるようにする便利な小物、バイクダブス。いかがでしょうか。

SM-PD22 リフレクター付(左右ペア)








