6/7-8に京都でおこなわれるロングライドイベント「tantanロングライド」を目前に迫っていますが、天気予報は雨模様・・・
すゎ、泥除け! と思い立って注文したのが、このBBBの泥除けです。
なぜこれを選んだのかといいますと、その理由はこの4点。
- 輪行のときに簡単に取り外せる。
- 前用はフロントフォークに取り付けることでタイヤの動きに追随するため、泥除け効果が高い。
- 後用はサドルに取り付けるタイプよりもタイヤに近い位置を覆うので、泥除け効果が高い。
- 後用はフレームに取り付けるため、シートポストに取り付けるタイプのように脚が当たってずれることが無い。
最も効果が高い泥除けは「前後フルカバータイプ」に間違いありませんが、今回現地までは輪行を予定しているため、輪行しやすさという点で、マイナスです。しかも私は今回のイベントでのみ使用すると思われるので、コスト面でも割高です。。
BBBの泥除けを早速取り付けてみました。一見すると前用と後用の違いは、本体の長さだけかと思いきや、取り付けステーにも違いがありました。前用はフレームとの干渉を防ぐため、高さを抑えたデザインとなっていました。
ロードバイクに取り付ける場合、5mmのアーレンキーを使用してブレーキを台座から外す必要があります。そしてこの位置にステーを通して、ブレーキを固定します。
ですがここで大問題が発生。
私、この春タイヤを「700x23c」から「700x25c」に変えていたのですが、タイヤが太くなったことで、ステーが容赦なくタイヤに当たってしまいました。ぎりぎり当たらないようにステーを上に上げると、今度はステーがブレーキに当たっていまう・・・
こういうときはステーを曲げる、ステーの穴を削るなどしてなんとか取り付けようと試みるのですが、見たところまったくそういう余地が無いほど、当たっています。玉砕・・・
落ち込んだ心で前輪も見てみました。
コリャもっとダメですね。タイヤとステーの隙間は2mmもありません。こんなところにステーが入るはずがありません。再び玉砕。
現物を確認せずに購入すると、たまにこういうことが起こります。明確にスペックというものが存在しないアイテムを選ぶ場合は、気をつけましょうね。
予定ではこうなるはずだったのですが。この状態で既にステーはタイヤに当たっていて、後輪はまともに回転しません。解決するにはタイヤを700x23cに戻せばよいのですが、私にとって泥除けと700x25cの優先順位を考えると、それは700x25c。
今回はサドルに取り付ける泥除けにします。
他の自転車ではどうでしょうか? いまどきピチピチのカーボンフレームを見てみましょう。タイヤはもちろん700x23c。
あぁ、これなら大丈夫ですね。充分にフレームとタイヤとブレーキの間に隙間があります。
余裕で取り付けできました。
前輪はどうでしょうか?
おや、今度はタイヤの太さではなく、フロントフォークのブリッジ部分が太くてステーが入りません。いまどきはやりのヘッドパーツの規格で、上下のサイズが違うタイプです。上側は従来からある1-1/8インチ(オーバーサイズ)ですが、下側は1.5インチです。
他にも、ディスクブレーキだったり、ダイレクトマウントのブレーキキャリパーだったり、チェーンステーにブレーキキャリパーが付いていたりと、この泥除けが取り付けできないケースは沢山ありそうです。
気を取り直して、クロスバイクやマウンテンバイクに取り付ける場合はどうでしょうか?
その場合、左右のシートステーのつなぐブリッジというところに取り付けます。vブレーキのワイヤーも上手く逃げています。
似たような形状ですが、このタイプは取り付けできません。ディスクブレーキだというのもありますが、ブリッジの貫通穴が横方向ではなく縦方向に開いています。
フルカバー泥除けをつける場合はこのタイプのほうが綺麗に取り付けできるのですが、今回に限っては余計でした。
本体は台座から簡単に取り外すことが出来ますが、外した後はこのように金具がむき出しになります。
見た感じ危険ですので、標準でこのようなカバーが付属します。
これから梅雨に入りますが、泥除け、レインウェアーのご用意、しっかりしておいて下さいね。
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