クリートの取り付けのアドバイスをするのであれば、まず足の裏の感覚をしっかり持つことが第一です。自分が足の裏のどの位置に一番荷重がかかっているか、はだしになってみて「かかと」「母指球」「親指の一番前」と荷重移動してみてください。一番敏感なはだしの状態で母指球にしっかりと荷重がかかっていることがわからなければ、底の硬いシューズをはいてわかるはずがありません。まずは母指球をしっかり感じること、これが重要。それがわかれば、母指球のほぼ真下にペダルの中心(ペアルシャフト)がくるように取り付けるだけ。左右の角度は母指球に最も過重がかかるように膝を下した時の、その角度です。
ビンディングペダルのクリート、特に樹脂製のSPD-SL用クリートは、タイヤやブレーキシューと同じようにクリートは消耗品です。(金属製のSPDペダルのクリートはそれに比べてかなり長持ちしますが。)特に走りに行った先のお店に入ったりしてよく歩く人、信号待ちの多い自転車通勤で頻繁に片足を地面につける人は、クリートの減り具合が早いものです。
クリート交換時期の目安は、クリートの黄色だったり赤色だったり、色がついているところがなくなる前に交換してください。
従来品(シマノ純正)は、クリートを交換するときに古いクリートを外してしまわなければいけません。外してしまうと元の位置がわからないので、また最初から位置を合わせなければいけません。賢い方は、外す前にクリートの周りにそってソールに印をつけたりするのですが、もっと簡単にできるアイテムが登場しました。それがこちら。
まるでパズルのように、クリートが2つのパーツに分割します。一度このクリートで位置決めしてしまえば、次回からの交換は超簡単。順番はどちらでも良いですが、片方を外して、新しいのをつける、もう片方を外して、新しいのをつければ、アラカンタン。あっという間に新品のクリートで元通り。なんと素晴らしい事でしょう。
純正クリートには、「6度動く黄色」、「固定の赤」、「1度動く青色」の3タイプですが、こちらは青はなくって、「6度動く黄色」と「固定の赤」の2種類。価格も純正よりもぐっとお安くなって、純正と同じく8mmのボルトとスペーサーも付属しています。
すり減った古いクリートを使い続けていると、ある日突然割れてしまって外れなくなってしまったりと、良いことは一つもありません。純正品よりも少し安い分、今までぎりぎりまで使っていたのを早め早めで交換されてはいかがでしょうか。
交換するのは、超簡単ですから。最後に交換手順を動画でもご紹介します。
VP-ARC6 SL from VP Components on Vimeo.
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VP 2分割クリート レッド(0°可動) シマノSPD-SLペダル対応
VP 2分割クリート イエロー(6°可動) シマノSPD-SLペダル対応
VP VP-ARC6 2分割クリート レッド/ブラック(9°可動) LOOK KEOペダル対応
VP VP-ARC6(4.5) 2分割クリート グレイ/ブラック(4.5°可動) LOOK KEOペダル対応
VP VP-BLK6 2分割クリート ブラック/ブラック(0°可動) LOOK KEOペダル対応
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