ちょうど1年ほど前の2017年6月に初入荷した、ヒップロックのゼットロック。
- ただのタイラップやん。
- 簡単に切られて盗まれるやん。
- カギが共通だったら、同じ鍵買ったら盗めるやん。
と一部の方からけちょんけちょんに言われたりもしましたが、1年経たずして1,000本以上の販売となる大ヒット商品となりました。私のように都会にロードバイクを停めることなど一切なく、自宅以外で駐輪するところといえば、走りに行った先の田舎のコンビニか飲食店のみという方々にズッキューンと刺さったようですね。普通の細いワイヤー錠でもニッパーやボルトカッターで切ろうと思えば切れるのに、こういうタイプだとあれこれ言いたくなるのは何故なんでしょうね。頑張って切れないワイヤー錠なんてあるはずないのに。
そしてついに新商品が発売。鍵式ではなく、待望の暗証番号式です。事前の資料では単純に番号式になっただけかと思いきや、全体に太くなっていました。比較するとこのようになります。感覚的に1.5倍くらいの太さです。
Zロック(鍵) | Zロックコンボ(番号) | |
全長 | 420mm | 500mm |
有効長 | 400mm | 430mm |
幅 | 7.8mm | 12mm |
厚み | 3mm | 3.7mm |
重量 | 20g + 5g(鍵) | 70g |
メーカー希望小売価格 | 1本:1,512円(税込)
2本セット:2,570円(税込) |
1本:3,002円(税込) |
シリンダー部分の大きさがかなり違いますね。
もっとしっかり比べてみましょう。
全長はコンボの方が80mm長いのですが、輪っかにしたときのサイズはあまり変わりません。ダイヤルの回転はとてもスムースです。
出荷時の暗証番号はお約束の「000」 必ず別の番号に変えておいてくださいね。
ロックした後は、開ける方はもちろん、縮める方にもロックされて動かなくなります。
番号のサイズ、動き具合に関しては、こういった鍵の定番でもある「クロップス」と似たような感じです。動きはとてもスムースです。本体のばね感が強いので、不用意に開錠すると鞭のようにしなって痛い思いをするかもしれません。鍵式はスマホポーチに入りましたが、番号式のコンボは大きいので入りません。
Zロックの鍵式ですが、鍵が2種類あります。左側が初期モデルで、右側が現在販売しているものになります。初期モデルは先端の棒の強度が少し弱かったようで、無理な使い方をすると折れるケースがありました。新型はその改良型で、金属製です。初期型のほうが本体カラーに合わせた色でしたが、新型はすべてシルバーです。
カギはすべて共通ですので、仕組みをわかった方はこんなことを言います。
- 細い棒を2本突っ込んだら、あくんちゃう?
実際にやってみたらすぐにわかると思いますが、ちょうどいい太さの棒って、なかなかないですよ。さらにそれを2本同時に突っ込まないといけませんから、至難の業です。というか、身近にあるものでそうそうないと思いますよ。
同じ鍵を持っている人が、偶然おなじところで休憩していて、自分より高級なバイクだったら、乗り換えて逃げちゃう可能性はあるかもしれませんけどね。今どきコンビニはもちろん、そこら中に防犯カメラがありますから、つい出来心でそんなことししてしまえば、一生棒に振っちゃうと思いますよ。
このカギに限らず、鍵は地面に届かないようにかけてくださいね。地面に届くと、ニッパーやボルトカッターで切断するときに体重をかけることができるの、より切断されやすくなります。
使い方を動画でもご紹介します。
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ヒップロック Z LOK コンボ 1本入り ステンレスプレート入りナイロンカバー
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